「さァさァご用とお急ぎのない方はゆっくりと聞いておいで、遠出、山越え、笠の内、聞かざる時は・・・・・」とガマの油売りの名口上。このガマの油売りは日本初の現代のイベントと似た仕組みのある゙パフォーマンス商い゙といえ、イデアも、イベント企画から実施するにあたって、見習うべき所があります。まず、「聞かざる時は物の文色と道理が判らぬという。遠くから見たり人の頭越しに覗いてたんじゃ何の事かわからん。さァ、遠慮はいらないから遠くの人は近くへ、近くば寄ってごろうじろだ。」とある。これは注目させる為に、聞かなきゃ道理がわからず、見ても何の事やら理解できませんよ、と商品の信頼感を得るアピールを行っています。

次に「縁の下やそんじょそこらのガマとはガマが違う!あんなものには薬石効能がない。手前のは常陸の国は関東の霊山筑波山で獲れた四六のガマだ!」とある。これは他商品との差別化を行い、商品の優秀さをアピールするものです。

最後にパフォーマンスです。日本刀を持ち出してガマの油をつけると切れず、油をふきとると触っただけで血が出る。ガマの油をつけて血を止める効能を見せます。
新鮮な驚きとよろこびを提供し、商品を通して成立する売り手と買い手のコミュニケーション。

イデアが提案するイベント企画も常に消費者とのパイプラインの新鮮さを重視し、心身共に潤うモノをと考えます。



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企画・実施
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